就業規則の作成・見直し

まつさか労務管理事務所

Matsusaka Social Insurance Labour Consultant Office.

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就業規則の作成・見直し

・どうも従業員のやる気を出させたい
・これからもっと会社の業績を上げたい
・問題社員に対抗したい
・労使トラブルをなくしたい

そうお考えなら、就業規則を見直す(作成する)ことをお勧めします。

「他の会社で、就業規則を重視しているところなんて、聞いたことがない!」と思われているかもしれませんが、他社はあくまで他社です。
会社の業績を上げる要因のひとつに、「就業規則」があるなどとはどの経営者も考えもしないことだと思います。

さぁ、これからは就業規則を重視して、従業員にとって働きやすい職場環境にしませんか?


【よい就業規則とは?】
就業規則は、とりあえず作成したもので、形だけのものであると逆にリスクになる可能性があります。特に、モデル就業規則をそのまま流用して作成したものは、多くのリスクをはらんでいます。会社の実態・理念を十分にふまえ、入念に作成して行かなければなりません。

それでは、よい就業規則とはどんなものなのでしょうか?

1.社長、役員、従業員の誰が読んでも判るように書いてある。
  → あとで読み返して担当者以外でも判りますか?

2.現行法に合っている(法改正を反映している)。
  → 当たり前ですが、法律の基本を踏まえていますか?
    10年前、20年前に作成したきりではないですか?

3.内容が、具体的かつ明瞭である。
  → あいまいな用語や、意味が不明確な用語を使っていないですか?

4.あらゆる事態を想定し、判例動向などにも注目して作成している。
  → 定めている内容が中途半端であったり、不十分ではありませんか?
    トラブルを防止できる内容になっていますか?

5.会社の規模に合っている。現状に即している。
  → モデル規則のままではありませんか?業種や規模等によりそのまま使えるものと使えないものがあります。

6.項目によってはフレキシブルな規定(できる規定)を作成しておく。
  → 「~する」規定ばかりだと会社の義務が増える可能性があります。

7.会社の理念が反映されている。
  → 何のための就業規則か、何のために会社が存在しているか書いてありますか?

これら以外にもあると思いますが、これらに注意して作成することが重要ではないでしょうか。